何を選ぶ?緑のカーテンに使う植物のメリットデメリット徹底解説

天然のクーラー、緑のカーテンの効果は本物?

ゴーヤ

エコに涼しく!夏を快適に過ごす方法のひとつとして一時期大々的に取り上げられた「緑のカーテン」最近はあまりその名前を聞かなくなりましたよね(´・ω・`)

じゃあ、やっぱり「緑のカーテン」は涼しくなく、全く効果がなかったのか?!

いえいえ、そんなことはないんです。緑のカーテンを作るとなんで涼しいのかは科学的にもちゃんと証明されているんです(゚Д゚)ノ

蒸散作用が熱を奪う!科学的に認められた緑のカーテン

緑のカーテンは太陽からの熱エネルギーを80%も吸収してくれるという報告があります。

グリーンカーテンプロジェクト

これは単に葉が影を作るから、というだけではなく、植物の「蒸散作用」による冷却効果のおかげ。
「蒸散作用」とは植物が葉から放出する水分により温度を下げる効果のこと。人間が汗をかいて体温を下げるのと同じですね(*’▽’)

特に成長盛んなつる植物は水をつるの先端まで引き上げるため大量の水を水蒸気として放出します。そのため植物で作られた緑のカーテンはほかのどんな遮光ネットよりも熱の吸収効果が高いんです(゚Д゚)ノ

どんな植物がいいの?メリットとデメリット

では、緑のカーテンを作るのはどんな植物がいいのでしょうか?

つるならば何でもいいというわけではありません。例えば有名なアイビー(ヘデラ)などでは伸びるのに時間がかかりすぎるうえ、ネットには絡んでくれませんそれどころか、壁に吸着根をおろし張り付きはがすと壁に汚い後を残してしまいます。

緑のカーテンの条件としては

  • 成長が早く、一か月程度でm以上に育つこと。
  • 巻つるがあり、自分でネットを登っていく絡みつきつる性植物であること。
  • 夏の直射日光・暑さにも負けず葉を維持できる丈夫な植物であること。
  • 蒸散作用が高く、太陽の熱を効率よく減少させることができること。
    など

これに当てはまる植物というと意外に少なくなってきます。つる植物でもつるバラのように自分でネットに絡んでくれないとカーテンとして利用するのは難しい。つるは良く茂ってもキュウリのように病害虫に弱いと管理も大変だし、途中で葉が落ちてスカスカになってしまうことも(*´Д`)

そこでおすすめグリーンカーテン品種をご紹介

ゴーヤ

言わずと知れた定番。何しろ丈夫で成長が早い(*’▽’)
沖縄特産であることで分かるように、暑さや強い日差しに非常に強いんです。欠点といえば実がなりすぎると消費に困ること(^_^;)

ニガウリってそんなに料理に使わないんですよね~

あとは実を収穫し忘れたときに黄色くなってはじけてしまうこと。

始めてみるとちょっとびっくりします(*´Д`)

西洋あさがお

成長も早く、病害虫も少ない。緑のカーテンは作りたいけどゴーヤは嫌い(*´Д`)っていう人や、どうせならお花が咲いた方がいい!
という人向け。青い花の「ヘブンリーブルー」を中心に近年いろいろな花が販売されています。

欠点は開花の遅さ。あさがおというと7~8月のイメージですが、西洋あさがおの開花は8月下旬から。
なんで鬱のあさがおは咲かないんだろう?とやきもきしていると忘れたころに咲きだす。つるをうまく誘引していないと上にばかり花が集中してしまうのも気を付けたいところです。
街灯があまりにも明るいと花が咲かないまま冬になっておしまい・・・(=_=)
な~んてことも。夜も明るい地域の場合は別の植物を選んだ方がいいかもしれません。

宿根あさがお(琉球あさがお)

基本は西洋あさがおに近いが、こちらは環境が合えば根が残って来年も咲く宿根草。苗から植えると西洋あさがおと同じく開花は8月下旬からだが宿根株は早くから本気で成長できるので、早ければ6月くらいから花を咲かせます。

寒さが苦手なので宿根越冬できるのは関東の南くらいまでといわれていますが、根が無事なら場所によっては越冬可能かもしれません。

成長は西洋あさがおよりも旺盛で、根がはれれば4,5階建てのマンションの壁なら覆えるくらいの成長をします。

欠点はその成長の良さ。地域によっては生育が良すぎて雑草化している地域もあるそうです。

ヨルガオ(夕顔)

あさがおに対して夕方から咲くので「ヨルガオ」園芸店では「ユウガオ」として売られることもあるけど、正確にはユウガオはウリ科のかんぴょうの原料になる野菜で別種。まあ、「花を楽しむユウガオ」って言えばわかってもらえると思う(^_^)

ユウガオ(ヨルガオ)の利点は夕方から咲くだけではない。その花には香りがあります。
夜に咲く花は暗い中でも虫に見つけてもらうために良い香りを放つものが多くあります。ヨルガオもその例にもれず夕方からほんのりよい香りを放ってくれます(≧▽≦)
あさがおと混植すれば朝はアサガオ、夕方からヨルガオと2倍楽しめます(^_-)-☆

欠点としては熱帯の植物なので気温が上がるまでは成長がゆっくりということ。特に西洋あさがおと混植すると成長負けしてしまうこともあるのでうまく誘引しましょう。

へちま

一枚の葉が大きく光を遮るのにはもってこい。成長もゴーヤに負けず劣らず早くて丈夫。
もちろん実も収穫できます。
へちまの若い実はナーベラーといって沖縄では食用にされます。本州では食用よりもタワシとしての利用のほうが有名かもしれないですね。

欠点としては茂りすぎて光があまり入らないこと。完全に覆われてしまうので部屋の中は暗くなりすぎるかもしれません(^_^;)

クダモノトケイソウ(パッションフルーツ)

近年、注目度急上昇中のグリーンカーテン植物。果物トケイソウことパッションフルーツ。

パッションフルーツはご存知、南国のフルーツ。もちろん暑さ、強い日差しは大好き。適度に葉も茂るので緑のカーテンにはピッタリです。
果物ですが病害虫も少なく、ほとんど手入れなしでもよく育つのがいいですね。
熱帯植物ですが意外に耐寒性も強く、関東くらいまでなら簡単な防寒で越冬し来年もカーテンを作ることが可能なのもいいですね。

欠点としてはゴーヤほどの成長速度でないのでカーテンにしたいなら早めの準備が必要なこと。実を期待するなら5月には開花・結実まで行かないと収穫は難しいです。お花もきれいですが、真夏はあまり開花しません(。-`ω-)

スネイルフラワー(青いスイートピー)

スネールフラワーと呼ばれるカタツムリに似た花を付ける新しい品種。驚異的な生育スピードで約50日で緑のカーテンが完成。
実績も有り絶対失敗しないと、生産メーカーがおすすめする期待の新人(≧▽≦)

欠点としても最近の品種なのであまり情報がない。しいて言えば手に入れる場所が少ない。色が青しかないくらいだろうか。

クレマチス

近年はクレマチスをグリーンカーテンにされる方も増えています(*’▽’)

生育旺盛で1年で3m近く伸び、花もきれいと人気です。注意点としては、使用するのはビチセラ系・テキセンシス系など新枝咲の品種を選ぶこと。仕立て直しも簡単で四季咲きなので年に数回花が楽しめます。

欠点としては真夏に日差しが強すぎると葉が痛むことがあること。あまりに強烈な日差しは苦手というのはグリーンカーテンとしては欠点かも(^_^;)
地際で切り戻しすれば一月くらいで元に戻るけど、ちょうど8月くらいは一番日を遮ってもらいたい時期なんだよね(=_=)

最後に緑のカーテンの片づけ方。

気温が下がり緑のカーテンもひと段落。片づけ方のおすすめとしてはネットごと処分(^_^;)

まあ、ネットは再利用可能だから外してもいいんだけど、すべてのつるを外すのは一苦労。ここは思い切って使い捨てと割り切って処分してしまいましょう。

あんまり手間のかかる作業ばかりだと来年以降の作業がおっくうになりますからね。

できるだけ簡単に園芸を楽しむ。これも大切ですよ~(*’▽’)

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