ペチュニアに広がる遺伝子汚染の恐怖(;´Д`)

ここ最近になって急激に品種の増えたペチュニア。

前回の記事にもサフィニアなどのブランドペチュニアを書きましたが、そのほかのメーカーさんの苗も、色幅が広がり今までにない変わった色の花が多くなってきました。

そんな中でちょっと心配なニュースが・・・

ペチュニアの一部に遺伝子組み換え品種の可能性

2017.05.11 未承認遺伝子組換えペチュニアを回収 タキイ種苗一覧へ

タキイ種苗は5月10日、同社が販売している観賞用ペチュニアのうち4品種が、国内未承認の遺伝子組換え体であることが判明したので、回収を実施することを発表した。

んなニュースがあったのご存知ですか?

簡単に言えば、「交配のどっかで、遺伝子組み換えの品種が混ざってしまっていた」ということ。

遺伝子組み換えは本来その植物に入ることのない遺伝子をほかの植物、もしくは動物から科学的に導入して新品種を作る技術。

技術そのものには危険は少ない。

実際にサントリーの青いバラや、青いシクラメン青いカーネーションなどはすべて遺伝子組み換えで作られた品種です。

​​では、今回何が危険かと言えば、「農林水産省の許可を得ていない」ってこと( ˘ω˘ )

安全性が確認できないから、念のため回収ってことなんです。

実際に通知にも「新たに種を取ったり交配しないでください」と書かれているだけで植えてあるものすべてを抜き去れ!とまで強い強制ではないようです。ただし販売・繁殖はもちろん禁止デス(゚Д゚)ノ

これはペチュニアが1年草で日本に帰化する危険性が少なく、交配によって自然界に逃げる恐れも少ないからだと思われます。

現在回収の対象の品種は?

報告があるのはケブラナガトヨの6品種
・穂希(ほまれ) ・イエローマジック ・サーモンマジック ・ミランダ ・深紅のつばさ
・セブンティーン

​​​​​タキイ種苗の4種

F1オレンジクイーン F1ディーバマンゴー F1ディーバレッド F1ディーバディープパープル

このほかにも、今回の問題を踏まえ調査が行われている品種がまだあるらしい。

すでにどれも販売は行われていないが、直接人体にかかわるような問題はないそうなので育てている方がいてもそんなに心配はないようですよ(^^♪

何が問題?遺伝子組み換え

一時期、バイオテクノロジーは未来の技術!と取り上げられ、花業界に限らず各企業がバイテク分野に進出していた時代がありました。

ちまたでは「無農薬で育つ植物」や「大量に収穫できる」とか、有名なところでは上にトマト根にジャガイモができる「ポマト」なるものが子供向け科学雑誌にもよく登場していたことを記憶しています。

しかし、実際はそんなにうまくいくことはなく多くの企業は撤退、縮小。名前を聞くところではサントリーくらいになってしまいました。ほかの企業もまだ頑張ってるとこもあるのでしょうけど、あまり大々的にアピールしてこなくなった。

それは、今、世間のイメージが「遺伝子組み換え=危険」という流れにあるからのように思います。

まあ、原因はアメリカ農薬メーカー「モンサント」が大々的に販売している遺伝子組み換え作物。

簡単に言えば、除草剤でも枯れない作物でこの種子と、除草剤をセットで販売して莫大な利益を得ているってことらしい。

ほかにも虫がつかないなど、いろいろな面で利点はあるのだろうけど、遺伝子組み換え作物を使うことで大幅な効率アップによるコスト削減が可能なのが大きい。

いまアメリカを中心に世界の穀物はどんどん遺伝子組み換え作物にとってかわられている。

問題は、ホントにその作物安全???ということ”(-“”-)”

本来ありえない遺伝子を導入された作物がどのような形質を獲得するか、100%確実にはわからない。もちろん安全実験は行っているが10年20年とその作物を食べての安全性は今まさに実験中と言ってもいい。

個人的な意見です「遺伝子組み換え作物そのものはそんなに問題ないのではないか」

でも作物そのものにはそんなに心配はないように思います。専門家ではないのであくまで個人の意見(;´∀`)

なぜなら、今回ペチュニアに導入されたのはトウモロコシの色素発現遺伝子だそうです。

これがペチュニアにゴキブリの遺伝子が導入され動き出したっていうなら大変ですけど、現時点での技術ではそれほどかけ離れた遺伝子を導入して何かするのはまだ無理みたい。

安全性を配慮して組み換え作物を作成するのは、これから未来の食糧事情などを考えれば必要なことだと思います。

例えば、火星を人が住めるように火星でも育つような強靭な植物を作るとか。まあ、万が一逃げ出して大繁殖したら大変ではあるけど、例えばとしてね。

ただし、あくまで自然界とは隔離した環境で行う前提で。

今回も問題視されている一つが遺伝子汚染。

これは、自農的に作られた作物が自然界の植物と交雑し、本来の植物がすべて雑種化してしまう危険性のこと。

遺伝子組み換えではないが実際に問題は発生していて、日本在来の日本タンポポが今までは交配しなかった西洋タンポポと交雑し、その勢力が広がっているという問題が発生してる。

一般的に雑種は本来の植物より強くなる(雑種強勢)という性質があり一度広がりだしたら止めることは非常に困難になる。

すでに日本でもかなり食べられている遺伝子組み換え作物

商品の原材料に「遺伝子組み換えではない」という表示があるのはよく見ると思いますが、「遺伝子組み換え不分別」というのはほとんど見かけないと思います。

私も確認したのはイオンのトップバリューのカップラーメンくらい(;´∀`)

でも実際は国産であっても、畜産の餌はほとんど遺伝子組換え作物。間接的に遺伝子組換え作物を摂取してるといえる。

加工品にも表示義務のないものがあるから、これにはこっそり入れられていてもわからない。

それより何より、「遺伝子組換えではない」と表示されていても、5%以内は遺伝子組換えが混ざっていてもOKということ!

だから、遺伝子組換えを避けていたとしても、単純に言えば5%以上は摂取してしまっているということです。

これはもう避けることのできない事実。100%避けるには自給自足しかないわけです。

真剣に考えたほうがいい遺伝子組換え問題

実は日本は有数の「遺伝子組換え作物輸入大国」なんです(@_@)

お店ではほとんど売られていないのに不思議、不思議^^;

今回のペチュニア遺伝子組換え問題も大々的に報道していることはあまりないようです。

あまり問題ないから、と言うよりそれによって遺伝子組換え作物への関心が高まるのを避けて、とう言うように思えてならない。

先程にも書いたように個人的には遺伝子組み換え食品はそんなに心配していないけど、遺伝子組換えを表示して安全を歌うような裏で大量に輸入をする。そんな国民を騙すような表示規制は考え直したほうがいいのではないかな、とは思いました。(。-`ω-)

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