スズランの魅力いっぱい!春の妖精と呼ばれる可愛い花をもっと知ろう♪

こんにちは、みなさん!🌸

今日は5月1日、「スズランの日」ですね!この可愛らしい白い花について一緒に楽しく探検していきましょう(*´▽`*)

スズランって知れば知るほど魅力的な花なんですよ~!

💐 5月1日は「スズランの日」!フランスの素敵な習慣「ミュゲ」の歴史

みなさん、5月1日が何の日か知っていますか?

実はこの日、フランスでは「ミュゲ(Muguet)」と呼ばれる素敵な習慣があるんです!大切な人にスズランの花束をプレゼントして幸せを分かち合う日♪

 ここでミュゲの日の起源について解説いたします(≧▽≦)

ミュゲとは?

この素敵な習慣の起源は1560年まで遡ります。

当時10歳だったフランス王シャルル9世が「幸せを運ぶ花」としてスズランをプレゼントされました。そして翌年1561年の5月1日に、宮廷の女官たちへスズランを贈り「毎年、贈りましょう」となったことが始まりだそうです。

その後、宮廷だけでなく一般の人々にもこの習慣が広まり、19世紀末ごろからは多くの人々がこの日にスズランを贈るようになりました。

フランスでは5月1日を「JOUR des MUGUETS(ジュール・デ・ミュゲ)」としてこの日を「スズランの日」と呼び、愛する人、お世話になった人、大切な人にスズランの花を贈る習慣があります。贈られた人には幸運が訪れるとい素敵な言い伝えがあります。

中でも、1本のスズランに13の花がついていたら、"幸運の女神がほほ笑んだ"とされ、特別な幸運が訪れるともいわれているます。

🌱 スズランってどんな花?代表的な種類をご紹介!

スズランといえば、白くて小さな釣り鐘のような花が連なって咲く姿が特徴。

でも実は、いろんな種類があるんですよ!ちょっと見てみましょう♪

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ドイツスズラン(原種)

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これが一番ポピュラーなスズラン。お庭やお花屋さんでよく見かけるのはほとんどこの子。

清楚な白い花と甘い香りが特徴で、5月頃に花を咲かせます。日本でも園芸用として広く栽培されています。

丈夫で育てやすい。

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ニホンスズラン(日本鈴蘭)


ニホンスズランは比較的標高の高い明るい林縁で見られる日本の原産種。

ドイツスズランに比べ、花がやや長く寸胴で、葉より下で花を開花させることが多いため地味な印象を持ちます。

うつむき加減で白く清楚な花が咲くのが特徴で、ドイツスズランに比べると小型です。

夏の暑さに弱いので、ドイツスズランより栽培は難しい。

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ピンクスズラン


これはレアもの!なんと、名前の通りピンク色の花を咲かせるスズラン。見つけたらラッキーですよ~。優しいピンク色が本当に可愛い(*´▽`*)

スズランの楽しみ方!香りも見た目も最高!

スズランの魅力、それは何と言っても「香り」と「見た目」の可愛らしさ!

楽しみ方をいくつか紹介します(≧▽≦)

お部屋に飾って香りを楽しむ

小さな花瓶に数本のスズランを活けるだけで、お部屋中が甘い香りで満たされます。

朝起きたときにスズランの香りで目覚める、素敵な一日の始まりです!

お庭の日陰スポットを彩る

スズランは半日陰が大好き!木の下など、ちょっと寂しくなりがちな場所を可愛く彩ってくれますよ。

環境が合えば自然と広がるので、一面の白い花のじゅうたんになってくれます。

鉢植えでベランダガーデニング

マンションにお住まいの方も大丈夫!鉢植えで十分楽しめます。玄関先やベランダに置いて、春の訪れを感じましょう。

香りを身にまとう


スズランの香りは「ミュゲ」として高級香水にも使われるほど。お気に入りの香水で春気分を先取り♪

自然の中でのスズラン狩り

ニホンスズランは北海道から本州の高山地域を中心に自生地があります。自然の中で咲くスズランを見つけるのは宝探しのようなワクワク感があります。ハイキングついでにスズラン探ししてみましょう。写真を撮って思い出に残すのも素敵です(≧▽≦)

みなさんも自分だけのスズランの楽しみ方を見つけてくださいね!

🌿 スズランの育て方のコツ教えます!

「スズランって難しそう…」なんて思っていませんか?

大丈夫!コツさえつかめば、意外と簡単に育てられます。

ベストな植え付け時期

9月〜10月の秋か、2月〜3月の早春がおすすめ。

この時期に植えると、しっかり根付いて次の季節に美しい花を咲かせてくれます。

スズランが喜ぶ環境

日陰〜半日陰の湿り気のある場所が大好き。

真夏の直射日光は苦手なので、木の下や建物の北側などが理想的です。「日向で元気に!」タイプではないので要注意。

特にニホンスズランは、ドイツスズランよりも夏の暑さと日差しに弱い傾向があるので、風通しの良い明るい日陰での育成が適しています。

夏に弱ってしまう場合、乾燥しずぎか、日差しが強すぎるかもしれません。動かすことができない場合、寒冷紗などで遮光してあげましょう。

土づくりのポイント

腐葉土をたっぷり混ぜた、水はけのよい土がベスト。

スズランは自然の森の中で育つ植物なので、森の土に近い環境を作ってあげると自然に広がって株が増えていきます。

水やりのタイミング

乾燥は大敵!特に生育期(春)はしっかり水を与えてあげてください。

ただし、水のやりすぎも根腐れの原因になるので要注意。土の表面が乾いたらたっぷりと、が基本です。

肥料はどうする?


春先に緩効性の肥料を一度与えるだけでOK!過剰な肥料は逆効果なので、控えめがポイントです。

増やし方のテクニック

休眠期(夏の終わり〜秋)に根茎を分けることで簡単に増やせます。

困った病害虫対策

湿度が高すぎると灰色カビ病になることも。風通しをよくして、蒸れないように注意してあげてください。

⚠️ 知っておきたい!スズランの毒性について

美しいスズランですが、実は全草に毒性があることをご存知でしたか?

特に赤い実には強い毒があるので、小さなお子さんやペットがいるご家庭では注意が必要です。

どんな毒素が含まれてるの?

コンバラトキシンやコンバラマリンという強心配糖体が含まれています。

万が一食べてしまったら?

吐き気、嘔吐、めまい、心拍異常などの症状が出ることがあります。誤って食べてしまった場合は、すぐに医療機関に連絡してください(*_*;

安全に楽しむには?

  • 小さなお子さんやペットが触れない場所で育てる
  • ガーデニング後は必ず手を洗う
  • 実がなったら早めに摘み取る
  • 切り花として飾るときは手の届かない場所に

すずらんを生けていた花びんの水を飲んで中毒になった事例もあるので要注意(=゚ω゚)ノ

美しいものには刺があるというか…でも知識があれば安全に楽しめますので、注意点を守って素敵なスズランライフを送ってくださいね!

スズランにまつわる雑学あれこれ♪

スズランについての豆知識、集めてみました!友達との会話のネタにもなりますよ~。

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国花としてのスズラン

フィンランドでは国花として大切にされています。北欧の森で可憐に咲く姿が国民に愛されているんですね。

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香水の世界でのスズラン

高級香水の香りのひとつ「ミュゲ」として有名です。

ディオールの「谷間の百合」(フランス語でスズランの意味)という香水は特に有名で、クラシックな名香として知られています。

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花言葉は素敵なものばかり

「幸福の再来」「純粋」「純潔」「謙遜」など、ポジティブな花言葉がたくさん!

プレゼントする時に花言葉を添えて贈ると、もらった人も嬉しいですよね。

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ロイヤルウェディングにも登場!


イギリスのキャサリン妃のウェディングブーケにもスズランが使われました。

王室の伝統として、ウェディングブーケにスズランを入れることが多いそうです。

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驚異の繁殖力

適した環境では猛烈に広がります!一度植えたら、数年後には一面スズランだらけ…なんてことも。これは嬉しい悲鳴かも?笑

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スズランの名前の由来

「スズラン」という名前は、葉が蘭に似ており、花が鈴のように見えることからつけられました。

本当によく見ると、小さな釣り鐘のような形がちゃんと鈴に見えますよね。

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「君影草(きみかげそう)」という美しい和名

スズランの別名「君影草(キミカゲソウ)」の由来は、葉の下に隠れてひっそりと花を咲かせる様子から来ています。

男性の影に隠れる控えめ姿が奥ゆかしい日本女性と重ね合わせたのでしょう。

この美しい「君影草」という名前は、万葉集でも使われる詩情あふれる名前で、伝統的な女性をイメージするのにぴったりとあてはまっています。

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5月の誕生花

5月の誕生花のひとつがスズラン。5月生まれの方へのプレゼントにぴったりですね♪

まとめ:スズランと一緒に春を楽しもう!

さぁ、スズランの魅力、たっぷり感じていただけましたか?

小さくて可愛らしい見た目と、その香りの虜になった方も多いのではないでしょうか♪

5月1日の「スズランの日」には、フランスの素敵な伝統「ミュゲ」にならって、大切な人にスズランを贈ってみませんか?きっと素敵な思い出になりますよ。

育てる時は毒性に気をつけながら、その美しさと香りを思いっきり楽しんでくださいね。日陰で静かに咲く姿は、まるで森の妖精のよう(*´▽`*)

スズランが教えてくれるのは、小さくても存在感があること。控えめでも、自分らしい美しさと香りを放つこと。そんなスズランのように、私たちも自分らしく輝きたいですね!

みなさんも今年の春は、スズランと一緒に過ごしてみてはいかがですか?きっと新しい魅力を発見できるはずですよ~♪

それでは、素敵なスズランライフを!

では、よい園楽を~~!!


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