お店で売ってるユーカリとコアラの食べるユーカリ。似てないよね?

というわけで、今回はユーカリについて。

みんな大好き。コアラの主食。というか、ユーカリしか食べられない(^_^;)

今更説明する必要もないと思うけど、コアラはオーストラリアにのみ生息する有袋類。

オーストラリアとはいっても分布は東海岸側のみで、寒冷地に行くほど体が大きくなるらしい。

完全樹上生活で一日の多くを眠って過ごす。これはユーカリの葉にある毒成分を腸内で醗酵させて無毒化しなければならないため。

そう。実はユーカリの葉は毒成分を含むんです(。-`ω-)

毒の成分的には青酸のなかまで、そのままだと最悪死んでしまう。コアラは約2mもある盲腸でバクテリアが分解してくれるので無毒化して栄養にできるらしい。

わざわざそんな危ないもの食べなくても、もっとおいしいものがありそうなものですが、オーストラリアの森林を構成する3/4はユーカリだといわれています。

急激に砂漠化したオーストラリアで乾燥に耐えられるよう進化したユーカリ。ほかの食糧となる植物が絶滅しいていく中、オーストラリアで生き残るためにはユーカリを食べられるように進化していったということらしい。

ちなみに、どうでもいい”コアラトリビア”

コアラのちんちんは先端が2股に分かれた「Y」の形をしている(=゚ω゚)ノ

コアラは餌やその容貌だけでなく、そんなところまで特殊なんですね~(^_^;)

ほんとは栄養豊富なユーカリ

コアラの大好物はユーカリの葉です。特に新芽をよく食べます。
というかそれしか食べることができないんですね(*´Д`)

毒のある葉しか食べれないなんて、なんてかわいそうと思われるかもしれませんが、実はユーカリの葉は栄養価に富むコアラの完全栄養食なんです。

ユーカリの葉には水分、脂質、糖分、タンニン、タンパク質、カルシウムなどの成分がバランスよく含まれています。
だからコアラはユーカリの葉だけを食べていれば水を飲まなくても大丈夫なくらい。エコウッド景観協同組合のHPによると下記のように記されています。
・ユーカリの栄養価粗たんぱく質は、窒素分が高いといわれているクローバーより多く、鶏卵の3分の1以上にあたる4.6%も含んでいます。
粗脂肪は普通の牛乳より高く、濃厚牛乳並の3.9%もあります。
糖質等(何容性無窒素物)は22.7%もあり、でんぷん食品であるバナナに匹敵する含有量をもっています。
また全体としてはエネルギーの約70%を糖質から約15%をたんぱく質から供給されており、長寿食といわれる日本型の食生活に近い栄養バランスであるので、ユーカリ以外の植物を取る必要がなかったといえます。

http://www.ecowood.or.jp/knowledge.htmlより引用。

すごいですね。これで毒さえなければ、コアラはもっと活動的だったかもしれない?
ユーカリは500種もの種類(変種を含めると1000)ともいわれます。

しかし実は、コアラが食用にするユーカリはロブスタ、プンクタータ、カマルドレンシスといった約30種類程度に限られています。
だから、よくお花屋さんでも売っている「グニー」とかはコアラは食べることができないのです。
さすがに人間は「食べる」ことはできないですが、有用植物として様々な用途でユーカリを使っています。
花粉症に緩和などにも有効といわれていますね。長くなるのでハーブとしてのユーカリはまた今度(*’▽’)

コアラの食べるユーカリと売ってるユーカリが似ていない


ユーカリといえば園芸では、このグニーが定番。丸っこい葉っぱと日本の気候・土壌でも育てやすいのが魅力。

でも、コアラが食べてるユーカリってもっと葉が細長くないですか?
確かに、品種は違うんですが、グニーのあの丸井かわいらしい葉っぱは子供の葉

2mを超えるあたりから細長い楕円形に変化してきます(@_@)

かわいらしいあの丸っこさは、赤ちゃんだったから。なんですね~
小さいまま育てるのは難しいので、丸葉で維持するには挿し木か、新しい苗を買うしかないです(^_^;)

ユーカリの生態は奥が深い(。-`ω-)。

知ってるようで知らないユーカリの不思議いかがでしたか?

ユーカリについてはこちらの記事もご覧ください。

では、皆さんよい園楽を~(。・ω・)ノ゙

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です