シンビジウムの葉、切っていい?屋外において大丈夫?

シンビジウム表紙

冬は気温も低くなり、熱帯性のランを飾るのは難しい(;´Д`)

でも、豪華な花といったらやっぱりラン。その中でも冬の寒さに耐えられて豪華に楽しめるといえば、シンビジウムです。

冬の時期、ちょっと寒い玄関に飾ったり、贈り物にも喜ばれるシンビジウムについてご紹介します。

シンビジウムってどんなラン?

シンビジウム (Cymbidium) はアジアからオセアニアにかけて広く分布する原種を掛け合わせて作られた園芸品種。

現在お店で販売されることの多い豪華なシンビジウムは、主に熱帯・亜熱帯の原種を交配して作られていますが、日本で昔から栽培される東洋ラン・春蘭なども広くはこのシンビジウムの仲間なんです(≧▽≦)

温室がなくても栽培できる寒さに強いラン

全体的に寒さに強く、冬に温度が下がる地域でも室内であれば問題なく栽培できる。育てやすい入門種のランです。

コチョウランなどは冬でも10度以上は無いと傷んでしまいますが、シンビジウムは3℃くらいまで耐えられる強い耐寒性が魅力。

室温の低い玄関などでも豪華な花を楽しむことができます。

シンビジウムの置き場所

寒さには強いのだけど、逆に暑すぎるのが苦手(^_^;)

そのためリビングなどに飾って室温が25℃とかになると、つぼみが黄色くなって落ちてしまうことがあります。

暖房の風で乾燥した場合にも蕾が落ちることがあるので、室内で飾る場合は20度程度のカーテン越しの光が当たるような場所を選んで飾りましょう。こまめな霧吹きで湿度を保ってあげるのもGOOD(^^♪

シンビジウム開花中の管理

長く花を楽しみたいからって肥料を上げても無駄です(^_^;)

開花中はほとんど肥料を必要とはしないので、開花中は水だけ与えるようにしましょう。

土の乾燥には強いシンビジウムですが、もちろんカラカラになっては問題があります。普通の植物のように水切れになっても葉や株の状態に変化が出にくいので、鉢を持ち上げて重さで判断するようにしましょう。少なくとも1週間に1回はしっかり水を与た方がいいですよ。

シンビジウムの水やり

しかし、シンビジウムは根がぎっしり張っていて土が盛り上がってしまっている場合があります(゚Д゚;)

その場合上から水をかけても浸透しにくいので、大きなバケツに水を張って10分ほどしっかり吸水させてから、余分な水を切って元に戻しましょう。

シンビジウムは木のチップを使た用土に植えられていることが多いので、与えた水がほとんど流れてしまっているように見えますが大丈夫です。

アーチ形のシンビジウムなど、陶器の鉢に植わっているような場合でも、ほとんどは内側にプラスチックの鉢が入っているので中身だけ取り出してバケツにつけましょうΣ(・ω・ノ)ノ

シンビジウムの花もち。どのくらい楽しめる?

シンビジウムはどのくらい花を楽しめるのでしょうか?

置かれる環境にもよるけど、20度以下の涼しい環境であれば1か月くらいは十分に楽しめます。

シンビジウムは下の花から順番に終わっていくので、花茎の1/3くらいが終わったら花茎ごと切り離してあとは水にさして切花で楽しみましょう(≧▽≦)

最後まで花を楽しんでしまうと、株がつかれて来年の花が咲きづらくなる場合があります(; ・`д・´)

それに、実はシンビジウムはそこまで花が進んだら、そのままつけておいても切り花にしても、楽しめる期間はそれほど変わらないんです(^_^;) だったら無駄な体力は使わせない方がいいですよね。

シンビジウム花後の管理

十分に花を楽しんだら来年の花のための準備に入ります。

シンビジウム開花のための4つの作業

1、暖かくなったら風通しのいい屋外に出して管理する。

霜の心配がなくなったら風通しの良い木陰で管理します。室内では日照不足です(゚Д゚)ノ

日照不足になると、ただでさえ長い葉がさらに伸び、しかもだらりと広がって大変なことになります。これは太陽の光が少ないせいで葉が間延びして薄くなり、自分の葉を支えきれなくなった症状。伸びてしまった葉は切ったり縛ったりしてはダメ(゚Д゚)ノ

日当たりのよい場所でしっかりした葉に入れ替わるまで大切に育てましょう。

2、春と秋の芽かき

暖かくなると、新しい芽がたくさん伸びてきます。この中で勢いのあるものだけを、1鉢に2本だけ残してすべてかき取ります。

今伸びた芽がふくらんで来年花を咲かせるバルブ(膨らんだ茎)になります。数が多いと力が分散してバルブが大きくなれず、花が咲かない場合があります。子供は数を制限して立派な大人に育てるのがコツです(゚Д゚)ノ

秋には葉芽と花芽が同時に伸びてきます。先端が二つに分かれている芽は葉っぱなのですべてかき取りましょう!

3、植え替え

根があふれ出していたら植え替えのサイン。大体1~2年に一度植え替えを行います。

鉢の大きさは今より一回りだけ大きいものにします。シンビジウムは根が窮屈に詰まっていないと花を咲かせない植物。急に大きい鉢に植え替えると花が咲かなくなってしまいますよ~。土は洋ラン用か、シンビジウム専用の土を使います。

鉢を大きくできない場合は株分けもできます。分けるのは半分くらいまでとして、株の大きさにあった鉢に植え替えましょう。

4、肥料

春からシンビジウムはたくさんの肥料を必要とします。3~7月と9~10月の間、月に一回洋ラン用の肥料を適量与えましょう。(真夏は株が弱るので与えません。)

水も生育が盛んになるとたくさん吸い上げるので、2~3日に1回鉢底から流れるまでたっぷり与えるか、バケツに水を張って漬け込み潅水を行いましょう。

寒くなったら室内に取り込みましょう

最低気温が10度を下回ってきたら室内の風通しのいい日当たりに取り込みます。

寒さで刺激を受けて、秋までにため込んだ栄養を使って花芽を上げてきます。20㎝ほど伸びたら折れないように優しく支えをたててあげましょう。開花までもう一息(≧▽≦)

蕾が小さいうちは高温や乾燥で蕾が落ちやすいので、強い日差しや暖房の風に注意しましょう(; ・`д・´)

シンビジウムは屋外でも栽培可能!(関西以西限定)

基本的に丈夫で初めての方でも花を咲かせやすいラン。シンビジウムは寒さにも強いので、関西以西であれば地植えで越冬・開花している場所もあるようです。いちいち室内で管理するのが面倒な方はチャレンジしてもいいかもしれないですね(≧▽≦)

まとめ

シンビジウムの長い葉は切ってはダメです(゚Д゚)ノ

伸びてしまう原因は日照不足。環境を変えない限り切ってもまた延びてしまいます。邪魔だからと葉を縛っている方もいますが、余計日当たりが悪くなり逆効果(^_^;)

さらに風通しが悪くなることで病害虫も発生します。

地植えで毎年豪華に咲いてくれたら最高ですね(≧▽≦)

温度が大丈夫な地域の方はチャレンジしてみてください。うまく咲いたらコメントで報告してくださいね。

アーチ形のシンビジウムについては以前記事にしているので、よかったらそちらもご覧ください。

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

参考図書:洋ランの育て方完全ガイド NHK出版

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