シクラメンのいい株・悪い株の見分け方

シクラメン表紙2

12月の初めはシクラメンの旬です(≧▽≦)

なぜか?それは、東京で最も大きな植物市場「大田市場花き部フラワーオークション」の品評会が11月の末に開催されるから。

他の市場の品評会も大体この時期。つまり日本全国のシクラメン生産者はこの時にベストコンディションににあるように調整して生産しているわけ。だから、今が一年の中で最も質の高いシクラメンが多く流通するシクラメンの『旬』なんです。

11月に半販売されるのは5号鉢の小さめのものが多いですが、12月からは株も大きい6号が中心に流通するようになります。

自宅で楽しむならお手頃な5号鉢。ちょっと豪華なプレゼント用なら6号がおすすめ(≧▽≦)

シクラメンのいい株の見分け方

お花屋さんにはたくさんのシクラメンが並びます。いい株の見分け方をこっそり教えちゃいます(≧▽≦)

「葉の枚数が多いものがいい」

よく聞く見分け方の代表が この「葉の枚数が多いものがいい」というもの。これは、シクラメンの花は葉の枚数だけ咲くといわれていることから、葉の数が多い方が多い方がたくさんの花を期待できるから。

これは確かにそうなんだけど、葉っぱの状態で見るべきなのは枚数だけではないんです。

「葉がしっかり堅く締まっているか」

葉っぱが多くてもふんわりした株があります。

シクラメンは本来寒さで締まったかっちりした株が良い株とされます。これは手のひらで葉っぱを軽く押さえてみて葉の固さを比べてみてください。

ふんわりした株は日照不足や暖かい場所に長く置かれていた可能性があります。またあとで述べるような「ホルモン剤を使用した促成栽培」の可能性もあります。

葉の柔らかい株は環境の変化についていけずに、弱りやすいので避けた方がいいでしょう(; ・`д・´)

「花の数が多くないものがいい」

(゚Д゚)ノは?逆だろ、花は多い方がいいに決まっているじゃないか!

と思われる方も多いでしょう。しかし、そうとも言い切れない。もちろん花がたくさん咲いている方が花を楽しむには良いような気もします。しかし、シクラメンの中には株に対してあり得ないほどに花をつけている株があります。

そういった株は栽培時に「ホルモン剤」を使い無理やり花を咲かせている可能性が大きいのです(゚Д゚)ノ

行ってみれば「花のドーピング」です。

シクラメンのホルモン剤栽培

シクラメンは薬を使うことで簡単にたくさんの花を咲かせることが可能な植物です。まず、夏から葉っぱをたくさん伸ばすホルモンを与え、成長を促進させます。葉の茂りが良すぎると花が咲きにくいので、今度は花を咲かせるホルモンを与えます。

すると今度は葉が伸びすぎて形が崩れるので成長を抑制するホルモンを与えます。

これによって短期間であり得ないくらい花の上がった、株のまとまったシクラメンが完成します。プロの生産者の一部の人はこうやって生産を行っています。

これはこれで確かに見事なんですが、不自然な生育をさせた反動で次の花が上がらなくなります(゚Д゚;)

瞬間的に豪華に見せたいならともかく、長く花を楽しみたいのならこういった花は避けた方がいいでしょう。

「蕾の多いものを選ぼう」

花が多くなくても花の下から充実した蕾がたくさん上がっているものを選びましょう。現状の花が多少少なくても、継続的に花が上がってくれれば結果的にはより多くの花を見ることができます。

葉の枚数に対しておかしいくらいに花が多いもの、つぼみのがっていないものは避けた方がいいでしょう。

良いシクラメンと悪いシクラメン比べてみよう。

シクラメンの株のいいものはわかった。では実際に写真で見比べてみましょう。

写真を見ながら解説します(≧▽≦)

一目でわかると思いますが、左が良品です(^_^;)

株の見分けチェックポイント1

葉の枚数。そして堅さ。さらに加えると葉の大きさが均一なものがいい。大きい葉・小さい葉が混在すると見た目が悪いだけでなく栄養のバランスも悪く今後の生育にも影響があります。

さらに、良い生産者は「葉組み」といってシクラメンの葉を一枚ずつ全体に光が当たるように、バランスよく組み替えるんです。そして蕾を中央に集め、新しい葉と蕾が伸びやすい形を作ります。

比べると右の株は、枚数も少なく一枚の葉が大きく、方向もめちゃくちゃですね(^_^;)

株の見分けチェックポイント2

花の数。多くないほうがいいとは書きましたが、それはあくまで葉の枚数に対してのこと。左の写真のように葉の枚数が十分にあるモノであれば、これくらいの花はむしろあった方がいい。花の周囲の葉を少し開いてみて株元から花が上がっているかを確認しておきましょう。

また、シクラメンは咲いている花の高さが同じであるものがカッコイイとされています。花がたくさん咲いていても高さがでこぼこだとちょっとカッコ悪いですね(^_^;)

このポイントを押さえればシクラメン通ですよ(≧▽≦)

水を切らしたシクラメンの復活方法

どんなにいいシクラメンであっても、水を切らすと花が倒れて広がってしまいます。こうなった時の対処法をご説明します。

やってしまった(ノД`)・゜・。

水やりを忘れると、シクラメンが無残な姿に……こうなってしまうと水をかけても花は元には戻りません。曲がったままで固まってしまいます。

そこで、水切れで花が倒れてしまった時は、花をまとめて倒れないように紙で支えてあげます。

この状態でバケツに張った水に1時間ほど鉢をつけて、土にしっかり水を吸わせます。水にはメネデールなどの活力剤を混ぜておくとさらに効果的です(≧▽≦)

一日後に紙を外せば、花が立ち上がった状態で茎が固まるので元のカッコイイ姿のシクラメンに戻すことができます。

まとめ

シクラメンは長年楽しめる球根植物です。

夏越しの仕方は以前の記事を参考にしてください。

長く楽しむには、ホルモン剤で促成栽培したシクラメンは選ばないようにしなくてはいけません。

今回のポイントを参考に、いいシクラメンを選んでくださいね。

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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