エンジェルス トランペット幻覚を見せる危険な花?美しき有毒植物

エンジェルス トランペット。もしくはエンジェル トランペット。

天使のトランペットと言う神秘的な名前を持つ植物がこちら。

​夏の暑さにもまけず、沢山の花を一面に咲かせる常緑低木です。

和名はキダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)。木のように立ち上がるチョウセンアサガオということ。
これはダチュラという植物の和名がチョウセンアサガオで、かつては同じ属として分類されていたから。なるほど花の形はそっくり。

一年草のダチュラ

でも、チョウセンアサガオ(ダチュラ)は1年草で、花も上向きに咲くので間違うことはないでしょう。

今でもエンジェルストランペットをダチュラと呼ぶこともあるが、現在はブングマンシア属に分類されているので正しくはないです(-.-;)

木本だったらブングマンシア(キダチチョウセンアサガオ)、草だったらダチュラ(チョウセンアサガオ)です。

朝鮮原産・・・というわけでもないチョウセンアサガオ

また出ました、園芸業界特有の”違う原産地の名前がついちゃう”パターンです(^_^;)

本当はダチュラ・ブングマンシアともに、南米(チリ・ペルー)やインドを中心に分布している植物です。

エンジェルストランペットはその豪華な姿から夏の園芸植物としても人気で、お庭で大きく育ったものを夏にはよく見かけますね(・∀・)

でも、実はあまり寒さには強くない(南米原産だからね~)

霜に当たるとたちどころに枯れます(・・;)

でも、根や株が残っていっれば夏にはまた枝を伸ばす宿根草のような樹木。東北地方では流石に厳しいので秋に掘り上げて、棒だけの状態で玄関などで防寒させましょう。水をカラカラにしなければ結構簡単に越冬するので暖かくなってからお庭に植えればOK。

鉢植えでも育てられるけど、なにせ生育が良いのであっという間に根が詰まる(*_*)

大きめの鉢で水を切らさないように育てれば沢山の花を咲かせることができますよ。

一方、ダチュラは1年草なので普通の花と同じように育てられる。それどころか結構繁殖力が強いからこぼれ種で増えたりする。

今はあまり花壇では使わないけど、なかなかに豪華で面白い。

キチガイナスビの別名のとおり、花のあとにできる実がまた面白い(-ω☆)キラリ

​(・・;)

すげーとげとげ・・・

だけどこのトゲは柔らかいので見た目ほどチクチクはしないです。

この中に小さい種がたくさん入ってます。

結構すごい「毒」持ってます

和月信弘 るろうに剣心より

​​るろうに剣心を読んだことがある方なら、記憶にあるでしょう。弥彦が受けた毒「曼荼羅葉」こそ、チョウセンアサガオ。ダチュラなのです(*_*;

最近アニメ化されたことで人気再燃の「バナナフィッシュ」その麻薬の原料もこのエンジェルストランペットの仲間から作られたという設定になっているらしい。

使い方によっては死に至る危険性のある毒草なのです。悪用厳禁ですよ(゚Д゚)ノ

同じナス科の植物ということで、ダチュラに食用のナスを接ぎ木して育てたら毒がナスに移って中毒を起こした事件も報告されています(゚д゚)!

ミトラガイナとか植物栽培 

その毒性の凄さを身をもってレポートしているブログが有ったのでリンク貼っておきますね。
ホント、この人良く死ななかった(*_*;

興味本位で試すのはほんとにキケンなのでやめましょうね。

でも、毒は紙一重で薬にもなるんです。
江戸時代の医師 華岡青洲は日本で初めてこのチョウセンアサガオを使って麻酔手術を行ったとして有名。

でもその前には動物実験や、自分の母や妻を使った人体実験(!)を繰り返し20年の年月がかかったと言われ、かなり危険も伴ったようです。

まあ、今は医療に使われることもないですが、毒成分は今も変わらず健在です。
普通に栽培してどうということはないですが、お子さんや動物などがいる場合は注意したほうがいいですね。

使用すると幻覚を見るとされるが、いわゆる麻薬の類とは違い、他の違法幻覚剤とは比べものにならない幻覚作用を引き起こすとされ どんな薬物依存者も絶対に近寄らないという (゚д゚)!

間違っても試してみようなどと思わないでください!!そこのユーチューバーダメですよ(゚Д゚)ノ

夜に観賞するには最高の花木

夜になると満開の花から香りを放ち虫を誘い、動物には幻覚を見せる毒をもつ。その事実がよりこの花を妖艶に見せるのかもしれませんね。

怪しくも魅力的な夏の花。

興味のある方はぜひ育ててくださいね(・∀・)

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