竹と笹は何が違いますか?(´゚д゚`)その2

竹表紙2

竹と笹は何が違いますか?(´゚д゚`)その1

に続く第2回。

まだまだ不思議がいっぱいの「竹と笹」のお話スタートです(^O^)/

竹って花は咲くの??

もちろん咲きます!(^^)!

基本的に花の咲かない植物は無い。はずなんです。いわゆる花びらのある花ではない姿をしていることもありますが、受粉して種をつけるためには「開花・結実」が必須。

無限の命を持つのならともかく、次代を育てるために必ず備わっている機能なのです。

だけど、竹の花って見たことがない(-_-)

それもそのはず。竹の開花周期は恐ろしく長いんです。

孟宗竹で67年、真竹に至っては120年!と言われています。

1970年頃に真竹の開花が確認されているので、次の開花は2090年頃(*_*)

ちょっと生きている間に見るのは難しいかも。

竹の花ってどんな姿?

竹は分類上、イネ科に分類されます。

なので、花も稲に似た姿をしています。

竹の花1
竹の花2

上の写真はおそらく笹の花かと思われます。

2017年も長野県で開花が確認されてニュースになっていました。

実は2014年ごろからここ数年、笹の開花が全国的に見られているようです。笹の開花が各地で起こっているようです。

竹や笹の開花は不吉な出来事の前兆だとか、笹は危険を感じると花を咲かすとか(-.-;)

あまり気持ちのいいものではありませんが、ちょっと見てみたいという好奇心もありますね。

1970年の真竹の開花は日本だけではなく全世界的に一斉に起こったそうで、どうやってそのタイミングを図っているのかも不思議です。

ちなみに花が咲けばもちろん実にもなる。

こちらのブログで真竹の実の写真がありました。まるで稲みたい(*_*)

毒はないので食べれるらしいけど、「とにかくまずい」という説と「淡白な味」との説が。見つけたら食べてみたいものです(゜o゜)

そして花が咲くと不吉と言われる所以が、「竹は花が咲いたら枯れる」ということ。

しかも、竹は地下茎でつながっているため竹林がいっぺんに枯れてしまう、なんてことも。そんな様子を目撃したらそれは不吉と感じますよね。

前回の真竹の開花のさいは、世界的に竹不足になって大変だったとか。

でも、全ての竹が枯れる、というわけでもなさそうです。

ネット上にはいくつも竹の開花の写真がアップされていますが、「竹林が全滅した!」という記述は見つけられませんでした。

おそらく部分的に枯れる株はあっても、地下茎から新しい株は育つ品種が多いのではないかと思われます。

竹を毎日飛び越して、忍者はジャンプ力を鍛えたらしい

成長の早いことで知られる竹。

子供の頃読んだ本に「忍者の秘密の特訓」と称して「まいにちせいちょうする竹をとびこえることで、にんじゃはすごいじゃんぷができるようになるのです」というような話を見て子供ながらに納得しておりました。

では、本当に毎日成長する竹を飛び越えることですごいジャンプが出来るのか?!

実際に実験・・・・はできなかったので、竹の成長を調べ検証(;^ω^)

調査の結果、1日に真竹(マダケ)で121cm、孟宗竹(モウソウチク)で119cm伸びたという記録があります。

1日に120cm!!!!

もうこれは2日めにしてギブアップです(*_*)

一日でそんなにジャンプ力アップするわけない。

たけのこから伸びだして50~60日で成長は止まるそうだが、そのころには20mを超えてくる。普通に考えて不可能だね(;^ω^)

*追記

忍者が練習したのは『竹』ではなく『麻(大麻)』だったらしい。大麻が危険薬物として教育されていることから別の植物に差し替えられたらしい。

大麻であれば3〜4ヶ月で3mほどに育つが、その程度でストップ。これなら頑張れば飛び越せるかな?

参考リンク→:大麻は悪魔の草か?神の恵みか?ヘンプ・リネン・ラミーの違い。

なぜそんなに成長が早いのか?

恐ろしいスピードで成長する竹。

普通の植物ではまず不可能なそのスピードの秘密は、竹の節にありました(゚д゚)!

タケノコの断面を思い出してください。

このように、溝がありますよね。実はコレ。1個1個が竹の節に当たる部分なんです。

竹はタケノコの時点で成長する節の数が決まっていて、節一個ずつを一度に成長させることができるんです(゚д゚)!

その数60個ともいわれています。

つまり、節が60個あったら普通の植物の60倍の速さで成長するってわけ(@_@;)

それは早いわけですね。

竹は草?それとも木??

あれだけ大きいのだから木といえなくもないけど、年輪はないし、年数を経て太くもならない。

かといって、竹を草と呼ぶにはあまりにも大きい。

専門家の結論は、「タケは竹笹類」というもの。つまり、木でも草でもない。「タケは竹」というのが今の考え方みたい。

う~ん、分かったようなわからないような(;´・ω・)

植物の中でも特殊なグループであることは間違いないようです。

いやー、調べれば調べるほど不思議な植物。

まだ語り足りないので、第3回開催決定です(;^ω^)

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