桃の節句、ひなまつり。だけどひな人形に桃は飾らない!

3月3日は言わずと知れた『ひな祭り』

ルーツは中国の節句に由来するが、中国ではひな人形はありません。ひな人形はどこから来たのだろう(。´・ω・)?

もとは災いや穢れを水に流す神事だった

万葉集など平安の書物に雛飾りは出てこないけど、陰陽師がお祓いをした人形を船に乗せて流す情景が描かれている。

これは今でも『流し雛』の風習として各地に残っていて、これがひな人形の起源になったといわれている。

この人形、はじめは植物が使われていたのではないか。と言われている。

香と白さを備えたフジバカマや、白い毛でおおわれ摘むと香りのあるハハコグサなどが使われていたという研究も。

今も草餅として使われているヨモギはもとはハハコグサが使われていたというから、穢れを払う植物としては最適だったのでは?

のちに草は草人形へかわり、ススキ、アシ、チガヤなどで人形を作り流すようになる。

ススキなどはお月見や、社のしめ縄など神事に利用される植物だからこれも理解できますねφ(..)メモメモ

ひな祭りが盛んになったのは江戸時代から

平安の時代のひな祭りは流しびなだった。では現在のようなひな人形はいつから??

実は結構最近、とは言っても江戸時代位からと言われています(;^ω^)

今までさ~っぱり『桃』の話が出てきませんが、ひな祭りに飾る『花桃』(花を観賞する桃)の改良が進んだのは江戸時代になってから。

さらに甘い『実桃』(いわゆる果物の桃)が誕生するのはなんと明治以降まで待たなくてはいけない(◎_◎;)

それまでの桃は20~70gと小さく食用としての重要性は少なかった。

「おいおい、古事記ではイザナギノミコトが桃の実で黄泉の者を退治しているじゃないか」

という方がいるかも知れませんが、この『桃』はヤマモモだったのではないかとも言われています。

桃がバラ科で中国原産なのに対し、ヤマモモはヤマモモ科で日本原産。平安前の『桃』と言えばこのヤマモモを指していました。

今でも関東より南では街路樹などで見られる常緑樹。

雄雌別なので街路樹で実をつけてるのは見ないけど、地方によっては今も果樹として利用される。ただ日持ちしないので加工品としてしか流通しない。私は食べたことない(;´・ω・)

ただし、いわゆる「普通の桃」がなかったのかといえばそういうこともなく、最古のものは約3500年前、縄文時代後期の遺跡から見つかっている。

弥生時代にはさらに各所から多数の出土が見られることからこの頃に中国からもたらされた可能性が高いようだ。

桃は中国では仙人の食べ物として古くから栽培されてきた歴史があります。

古くから霊力のある実として珍重され2500年前から栽培の記録があると言われていることからイザナギの桃はやっぱり現代の桃である可能性も捨てきれません(。-`ω-)

最も中国で仙人が食べる桃は「蟠桃」(バントウ)と呼ばれる潰れたような形の桃で、今イメージする桃とはちょっと違う。日本のものよりかっちりとした果実のようです。

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話を戻そう。

栽培が盛んになったのは江戸時代だが、平安の時代には渡来していた桃、しかしその頃は花や実を楽しむのとは別の目的で栽培されていた。

この理由こそがひな祭りに『桃』を飾る大きな理由であり、イザナギが悪霊退治に使ったともいわれる所以(゜o゜)

秘密は『桃』の漢字にあり!

『桃』は古来から中国では仙人の食べ物・邪を払う実と信じられており、それが日本にも伝わって『霊力のある果実』として珍重されていった。

ただ、昔の桃は今の桃のような大きな実ではない。おそらくそこまで甘くもなかっただろう。

だとすれば、似たような仲間に梅や杏もあるのだから桃だけが特別扱いされるのは不思議に感じる。

実は桃の実にはもう一つ重要な役割があった。それは・・・占い。

桃の漢字は『木』と『兆』にわけられる『兆』は兆し(きざし)。未来を暗示する文字が含まれるのは桃の実を使い占いを行っていたからに他ならない。

桃の種は硬い殻(核)に覆われていて、その中に仁と呼ばれる種が入っている。

この種。パッカーンと2つに割れるんです!で、その割れ方を見て吉兆を占うそうです。

こちらのブログで種を割って発芽する様子が見られます)

このパッカーンと2つに割れるという特徴は桃特有のものでほかの植物ではあまり見ることがない、そのために特別視されてきたということです。(゚д゚)!

核が二つに割れる、それは良い兆しと考えられ中から新たな生命の種が生まれる。さらに種は薬用としても効果が高いから仙人の果実とされても不思議はない。

桃太郎がパッカーン問われて誕生するのもこの流れからきているんですねφ(..)メモメモ

兆しという漢字はもともと亀の甲羅を割って入ったヒビを表現しており、同じくヒビの入り方で吉兆を占ったということです。

『流し雛』で禊をして、『桃』で吉兆を占う。ひな祭りは厄払いの神事から発展しているためこの名残で桃の花を飾るんですねφ(..)

このパッカーンの中身、見覚えありませんか?

ついでなので問題↓これなんだかわかりますか?

よくチョコレートの中に入ってる・・・そう。アーモンドです(^o^)

アーモンドは実は桃の仲間。果実はほとんど食べるところがないけど中の種を取り出しローストして食べる。

花はまさに桃の花。栽培も桃が育つ地域なら同じように育てられるので是非挑戦してみてくださいね。

焼きたてアーモンド食べてみたい方は写真クリックで通販購入できますよ(^o^)コレ庭で採れたら最高♪

コレがアーモンドの花。キレイ(*´ω`*)

キレイで美味しい。コレは育ててみたいっ!って方は上のお花クリックで苗木が購入できます。栽培は桃と同じ。レッツチャレンジ!

雛人形に飾られる植物は?

話を戻して、雛飾りに桃は飾られていないが、ピンクの花とみかんのようなものが飾られます。

これは『桜』と『橘』

柑橘 苗木 橘(たちばな) 15cmポット苗 かんきつ苗 02P03Dec16  

(タチバナは日本原産の柑橘だが実には利用価値がほとんどなく利用されない。しかしその性質は強健で、柑橘の台木に使われる。

台木から伸びるタチバナを放置すると、上の柑橘は枯れてしまうので注意しましょう!)

昔から「左近の桜・右近の橘」と言われ、平安京内裏にある紫宸殿正面の階段から見て右に橘、左に桜が植えられている。

ひな人形はこれを模して右に橘・左に桜を飾っている。

ちなみにこの右左はお内裏様お雛様から見ての右左なので、正面から見ると左右は逆になります。

この植物チョイス。橘は常緑の葉が長寿の象徴とされたからと言うのはまあいいとして、桜は元々は平安遷都の時にが植えられていたが枯れてしまったから代わりに桜を植えた。と、あまり言われもなにも無いようなことがウィキペディアには書かれていた(^_^;)

しかもその桜も枯れたり燃えたりで何度も植え替えているらしい。

どうせなら花桃植えればよかったにって思うのは私だけ??

現在の桃は見ても食べても素晴らしい!

改良が進んだ花桃は非常に花が美しい(*´ω`*)

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狭いお庭には枝が縦に伸び、ほうき状の形になる照手桃がおすすめ。

花木 庭木の苗/花桃:源平シダレ(ゲンペイシダレ)6号ポット  

赤白ピンクが一本で楽しめる「源平しだれ桃」(*´ω`*)大株になると素晴らしくきれい!

桃はもちろん食べても最高(*´ω`*)

よく見る白桃の他にも黄金の桃。

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秀峰(ネクタリン)《果樹苗》「☆」  

毛がなく、ねっとりとした果肉のネクタリン。

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中国の仙人が食べる桃、バントウ桃。西遊記で孫悟空が食べてたのもコレ。見た目悪いけどめちゃくちゃ美味しい(*´ω`*)

ほかにもたくさんの品種があるから、お気に入りをぜひ育ててくださいね。

家庭果樹で人気の桃、だけど・・・・・・

正直、果樹の中では栽培が難しい部類に入ります(´・ω・`)

まず、虫・病気が付きやすい。消毒は必須。

実を取るには袋掛けが必要。間違いなく虫と鳥に食べられます(^_^;)

しかし、『八百屋で値段の高い果物は栽培が難しい』というのが私がたどり着いた真理(^_^;)覚悟して植えましょう。

それでも、春の花・その後の実と利用価値も高い果樹。頑張って育てる価値はあります。

お庭で食べる完熟果実はそれは格別!!!  ・・・・らしいです(^_^;)うちにはないんですけどね。

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